内容説明
古代律令国家において、家族と村落はどのような存在だったのか。戸籍と計帳、「家」観念、相続、村落構造など、制度と実態を検証する。制度・法制・社会経済史の分野にわたり、家族・村落の実相を解明した珠玉論考の集大成。
目次
1 律令公民支配台帳の戸籍・計帳(戸籍と計帳;遺存古代戸籍の整理復原 ほか)
2 律令制下の家族(律令制における家;日本古代家族法の史的一考察―相続法を中心として ほか)
3 律令制下の村落(編成される郷里;伊場木簡と里制の成立 ほか)
4 大宝二年の御野国戸籍(古代戸籍制度と御野国戸籍;御野国戸籍にみえる村落と家族)
著者等紹介
宮本救[ミヤモトタスク]
1926年新潟県に生まれる。1949年東京大学文学部卒業。1995年成蹊大学経済学部教授停年退職。成蹊大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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