内容説明
古代から中世における多種多様な領域を、日中韓の気鋭の研究者三十二人が集いその諸相を描き出した待望の論集第三冊。「国制の諸相」「権力と社会」「政治と文化」の三部構成からなり、学界注目の最新論文十篇を収録。
目次
1 国制の諸相(藤原仲麻呂政権下の品部・雑戸と官奴婢;班符と租帳―平安中・後期の班田制について;鎌倉時代前期における国家的検断権の構造と展開 ほか)
2 権力と社会(平城宮中枢部の構造―その変遷と史的位置;室町期の都市京都における長夫勤仕の実態;『孫子兵法』を通してみる倭寇史最大の激戦(荒山戦闘))
3 政治と文化(大江広元像の再検討;『吾妻鏡』に見る将軍の装い―直衣着用を中心に;室町期における将軍一門香火所と大徳寺養徳院)
著者等紹介
義江彰夫[ヨシエアキオ]
1943年東京に生れる。1971年東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学、北海道大学文学部助教授、東京大学教養学部助教授・同教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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