奈良平安期の日本とアジア

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  • サイズ A5判/ページ数 268,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642023955
  • NDC分類 210.35
  • Cコード C3021

内容説明

唐が発給した外交文書の書式、遣唐使が持ち帰った国際情報などから国際交流史の諸相を考察。さらに日宋貿易史から、アジアにおける日本の歴史的位置を探る。中央・東南アジアからの視点も意識しつつ検討した対外関係史。

目次

第1部 唐・新羅・高麗との交流(唐朝の国際秩序と日本―外交文書形式の分析を通して;遣唐使と国際情報―延暦の遣唐使がもたらした唐・吐蕃情報;朝鮮半島漂流民の送還をめぐって;九世紀東アジアにおける民衆の移動と交流―寇賊・反乱をおもな素材として)
第2部 日宋貿易史の諸問題(荘園内密貿易説に関する疑問;中国海商と王朝国家;東アジア・東南アジア海域における海商と国家;平安期日本の対外交流と中国海商)

著者等紹介

山内晋次[ヤマウチシンジ]
1961年愛媛県八幡浜市に生まれる。1993年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員を経て現在、大阪大学COE特任教員、帝塚山大学・大阪国際大学非常勤講師博士(文学)
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感想・レビュー

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ナタネ油

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この分野の必読書の一つ。漂流民送還や荘園内密貿易説の否定などの実証部分もさることながら、直接検討対象としない地域・時代も捉えた視野の広さも魅力的で面白かった。2017/09/24

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