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写経所文書の基礎的研究

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  • サイズ A5判/ページ数 588,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642023733
  • NDC分類 183
  • Cコード C3021

出版社内容情報

幕末から明治期に、整理の名のもとで写経所文書としての原形を損なわれた正倉院文書は、原本調査などにより原形に復されつつある。光明皇后の延命・追善に供する御願経や一切経の書写を中心とする天平宝字年間の文書群を分析。写経事業の経過・財政などの全体像を提示するとともに、関係文書の基礎的な研究を行い、伝来するに至った経緯を解明する。

〈主な目次〉序章=課題と方法/Ⅰ=天平宝字2年の御願経書写(御願経・知識経書写関係史料の整理と検討/御願経3600巻書写の全体像)/Ⅱ=天平宝字4年~5年の一切経書写(一切経書写関係史料の整理と検討/一切経書写の全体像/光明皇太后崩後の藤原仲麻呂政権)/Ⅲ=天平宝字6年~8年の御願経書写(御願経書写関係史料の整理と検討/御願経書写の全体像)/終章=写経文書群が語るもの

内容説明

正倉院文書は、損なわれた写経所文書としての原形を原本調査などにより復されつつある。天平宝字年間の文書群から、写経事業の経過・財政などの全体像を提示して関係文書の研究を行い、伝来するに至った経緯を解明する。

目次

第1章 天平宝字二年の御願経書写(御願経・知識経書写関係史料の整理と検討;御願経三六〇〇巻書写の全体像)
第2章 天平宝字四年~五年の一切経書写(一切経書写関係史料の整理と検討;一切経書写の全体像 ほか)
第3章 天平宝字六年~八年の御願経書写(御願経書写関係史料の整理と検討;御願経書写の全体像)
終章 写経文書群が語るもの

著者等紹介

山本幸男[ヤマモトユキオ]
1953年大阪に生まれる。1976年岡山大学法文学部史学科卒業。1984年大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。2000年博士(文学)大阪市立大学。現在、相愛大学人文学部教授
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