内容説明
律令国家を論ずるとき、避けて通れないテーマとして神祇と祭祀がある。本書は伝統文化や天皇の敬神観として扱われてきた祭祀と儀式を、国家支配と関連して追究し、平安期への流れの中で古代天皇制や支配の変遷を解明。
目次
1 古代国家の神祇・祭祀(日本古代の「名山大川」祭祀;古代奉幣儀の検討)
2 古代祝詞の諸相(『延喜式』祝詞の成立;古代祝詞の変質とその史的背景)
3 古代国家と儀式(古代大祓儀の基本的考察;諸国大祓考;古代大儺儀の史的考察)
-
- 和書
- 雁塔聖教序 原色法帖選