内容説明
古代道は、自然発生的な屈曲の多い小道と考えられてきたが、歴史地理学の研究成果はこれを計画的直線道路とし、近年の発掘によって幅10メートル以上の直線の大道が確認された。畿内と諸国を結ぶ七道の幹線道路の実態と変遷を、文献や空中写真、最新の発掘調査などによって追究し、律令国家の地域解明の鍵となるべき古代道路研究の重要性を説く。
目次
1 古代道路研究の近年の成果
2 畿内
3 東海道
4 東山道
5 北陸道
6 山陰道
7 山陽道
8 南海道
9 西海道
10 古代道路の遺構
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