磐井の乱―古代を考える

磐井の乱―古代を考える

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  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784642021814
  • NDC分類 210.32
  • Cコード C1321

内容説明

北九州の大豪族筑紫君磐井は、6世紀前半、激動する東アジアの国際的政治状況のなかで、大和王権と一年有余にわたり戦闘を繰り広げた。本書は、農耕社会の形成、国の発生まで遡り、乱前後の北九州と大和王権の動向を照らし合わせながら、最新の研究と考古学の成果を踏まえ、東アジア的視野から古代国家体制の確立に至る過程を浮彫りにする。

目次

1 磐井の乱の歴史的位置
2 農耕社会の形成
3 国の発生(金印と奴国;伊都国と一大率)
4 畿内型古墳の出現―四・五世紀の豪族たち
5 継体朝と東アジア
6 磐井の乱
7 石人・石馬と装飾古墳(筑紫地域;豊地域;火〈肥〉地域)
8 乱後の九州と大和政権
9 筑紫君磐井の里を訪ねて―八女古墳群をめぐる
筑紫君関係資料

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おらひらお

3
1991年初版。大学時代のテキストだったものを必要に迫られ再読しました。乱後の北部九州が大変な状況になっていくことがよくわかります。2020/05/05

おゆ

1
軽い気持ちで借りてきたら論文だった上、磐井の乱に直接触れているのは実質第六章のみというもどかしさ。紀元527年に起こった(とされる)乱に関して、縄文時代からその歴史背景を解説していく懇切丁寧さに何度も心が折れかけた。ただ折り良く博物館で筑紫君磐井の遺物に触れる機会に恵まれたので、どうにか読了に漕ぎ着けました。けれど私のようなひよっこにはまだ早かったと認めざるをえないわ…。次はもう少し軽いところから攻めてみようと思います。2013/03/20

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