出版社内容情報
?子立后をめぐって対立する三条天皇と道長。実資は「天に二日無し」といって立后の儀を主宰する。道長と彰子の確執も表面化し、実資は彰子と頻繁に接触する。その間の取り次ぎ役を担ったのが、かの紫式部であった。
内容説明
〓(せい)子立后をめぐって対立する三条天皇と道長。実資は「天に二日無し」といって立后の儀を主宰する。道長と彰子の確執も表面化し、実資は彰子と頻繁に接触する。その間の取り次ぎ役を担ったのが、かの紫式部であった。
目次
長和元年(一〇一二)
長和二年(一〇一三)
著者等紹介
倉本一宏[クラモトカズヒロ]
1958年三重県津市に生まれる。1989年東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程博士課程単位修得退学。1997年博士(文学、東京大学)。現在、国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tanaka9999
3
2017年吉川弘文館発行の単行本。この巻は「紫式部との交流」ではなく、「三条天皇と道長の対立」ではないかという感じである。ただし次の巻も対立が続いていく。結局、摂関家全盛の時代に三条天皇の政治力は足りなかったか。2020/07/15
まめはち
1
『光る君へ』の進行に合わせて各巻の斜め読み中。 各巻冒頭の要約、各年冒頭の主要登場人物の年齢、日にちの見出し、巻末の登場人物一覧や用語一覧に眼を通すだけで『光る君へ』の場面が思い出されれ、妄想の世界に浸れてすこぶる楽しい。こんな使われ方は想定していなかったと思うけれど気が効きすぎている編者に感謝です。2024/11/20
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