出版社内容情報
激動の現代、日本文化の「いま」をどのように読み解くのか。この課題に果たす民俗学の役割は大きい。柳田国男以来の民俗学の蓄積を生かしながら、歴史学を初めとした人文社会科学の成果も取り入れ、日本列島に多様な姿で息づく民俗文化の全容を解明。沖縄・アイヌなども視野に入れた、従来の日本民俗学の枠組みを越える質量ともに最高水準の大辞典。●本辞典の特色◆最大最新の民俗百科(総項目６３００、執筆者６００人余。最高の執筆陣が、的確な定義と平易簡潔な解説を加える。より詳しい探求の指針となる参考文献も充実) ◆民俗学の全領域を網羅(村落・都市、家族・親族、生業（農・林・水産・商・工業）、衣食住、年中行事、人生儀礼、信仰、芸能、口承、列島の文化（沖縄、アイヌ、在日韓国・朝鮮人、華僑）など現代日本社会の生活文化全般にわたり、さらに民俗学の方法論、民俗学史に及ぶ) ◆広範多彩な項目(民俗学を中心に、民族学・文化人類学・歴史学・国文学・社会学・宗教学などの関連分野の主要な項目も多数収録) ◆沖縄・アイヌ項目などの充実(沖縄関係項目も充実。現地からの視点を重視し、沖縄本来の語は現地の発音に近くなるよう配慮。また、従来の民俗学辞典には含まれなかった、アイ
内容説明
総項目６３００を収録した、日本民俗学の辞典。日本の民俗学の全領域だけでなく、文化人類学・民族学・歴史学・国文学・社会学などの関連諸分野からも項目を収載。かな見出しの五十音順に配列。上巻は「あ」から「そ」までを収録した。
