出版社内容情報
境界紛争にまつわる訴訟について、判例・学説を分析しながら、その本質と問題点を明らかにする。明治初年地租改正の歴史も論及されている。研究者・不動産関係実務家にとって必備の書である。ハードカバー特別装丁に付き、ご注文から約3週間後のお届けとなります。
内容説明
現在でも境界に関する紛争は相当あり、将来とも、紛争の起こる原因は多少異なっても、この訴がなくなることはおそらくない。本書は、この訴に関する研究の古くからの成果で、わが国の境界の歴史、殊に明治以後の境界について非常に重要な意味と価値とをもつ、明治初年の地租改正を中心とした歴史と同時に、現在ではかんたんに見難いが境界の歴史を知るのに有益な地租改正に関する法令その他を資料として掲げている。
目次
第1章 境界確定の訴について
付論・境界確定の訴
第2章 訴訟からみた境界確定の訴
第3章 境界確定の訴・再論
第4章 わが国の境界確定小史―地租改正を中心として
資料 地租改正関係法令(抄)
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