哲学雑誌
経験の構造

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  • サイズ A5判/ページ数 173p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641499515
  • NDC分類 115.5
  • Cコード C3010

出版社内容情報

《経験の構造》色・体・空間──『経験のエレメント』における三つの話題(野矢茂樹)/「エレメント」を問うとは,どういうことか──松永澄夫著『経験のエレメント』をめぐって(古荘真敬)/経験の構造(松永澄夫)/経験の構造を論じることについて──松永哲学をめぐるシンポジウムの余白に(鈴木泉)/経験と反復(乘立雄輝)
《ワークショップ報告》ウィトゲンシュタインの現在/ケアの哲学
《研究論文》現象的概念が「現象的」な「概念」だと言えるのはなぜか(北野安寿子)/第3のウィトゲンシュタインにおける心理学の哲学──振りをする概念の位置づけと物的/心的概念の区別をめぐって(谷田雄毅)/認識論と論理の規範性(野上志学)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

袖崎いたる

2
哲学者・松永澄夫の哲学を囲んでの検討会。野矢茂樹が批判してくれているのだけれど、なんかうまくいっていない。永井均を批判したとき(だっけな?)も的を外していたと伝え聞くが。しかし、こうしたスレ違いみたいなのはよく起こるらしい。仲正昌樹も誰かの論争を観測してどっかで述べてたな。大庭健と永井とのもそうか。そういうのって特に哲学だと自己の制度として自説を構築してるから、他者の理解を踏まえた格闘ってところでの他流試合がしにくいってのもあるのかね。真性の哲学者ほど自分の哲学しかしできなくなると聞いたこともあるが。2025/05/19

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