出版社内容情報
具体的な事件をもとに,憲法の人権編を学ぶ。各事件を〈できごと〉〈当事者の主張〉〈考えてみよう〉〈裁判所はどのように判断したか〉に整理し,問題の所在,それに対する裁判所の判断,それが法や社会に与えた影響までを初学者にもわかりやすく解説。
内容説明
自由や平等ってなんだろう?実際に起こった事件の当事者の主張をもとに、自分で考え、基本的人権を学ぶ。
目次
1 自己決定権(頭髪の自由―パーマをかけたら退学ですか?;障害者の自由―声が出せない議員はパソコン音声に頼るべし?!;母親となる権利―代理出産によって生まれた子どもの母親となる権利はあるか ほか)
2 新しい人権(忘れられる権利―みんなに忘れてもらいたいこともある;自己情報コントロール権―わたしに背番号をつけないで!;自己情報開示請求権―私の「指導要録」を見せてください ほか)
3 元祖・基本的人権のいま(平等権―同じ子どもなのに、どこが違うの?;思想良心の自由―「君が代」は思想の押しつけか;信教の自由・政教分離―信仰と法律の板ばさみ? ほか)
著者等紹介
棟居快行[ムネスエトシユキ]
東京大学法学部卒業。現在、専修大学大学院法務研究科教授
松井茂記[マツイシゲノリ]
京都大学大学院修士課程修了。現在、ブリティッシュ・コロンビア大学ピーター・A・アラード・スクール・オブ・ロー教授
赤坂正浩[アカサカマサヒロ]
東北大学大学院博士課程満期退学。現在、法政大学大学院法務研究科教授
笹田栄司[ササダエイジ]
九州大学大学院博士課程修了。現在、早稲田大学政治経済学術院教授
常本照樹[ツネモトテルキ]
北海道大学大学院博士課程修了。現在、北海道大学名誉教授
市川正人[イチカワマサト]
京都大学大学院博士課程学修認定退学。現在、立命館大学大学院法務研究科特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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