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有斐閣選書
よくわかる民事裁判―平凡吉訴訟日記 (第2版補訂)

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641281134
  • NDC分類 327.2
  • Cコード C1332

内容説明

2030年、ある日記の発見―。ひょんなことから訴訟に巻き込まれてしまった平凡吉の訴訟日記にそって、民事裁判の仕組みをやさしく解説。21世紀の民事裁判の行方はいかに?楽しく読めて、民事裁判の全体像がよくわかる。民事訴訟法や法学の入門にも好適。

目次

2030年:ある日記の発見
裁判を始めるにあたって―裁判所へのアクセスのために
裁判のきっかけ―紛争の発生
調停手続
処分禁止・占有移転禁止の仮処分
訴えの提起から弁護士との相談へ
証拠の収集
反訴の提起
争点を整理するプロセス
弁護士との相談
和解手続
証人尋問
判決合議
判決の言渡し
上訴
強制執行
司法改革と21世紀の民事裁判

著者等紹介

山本和彦[ヤマモトカズヒコ]
1961年兵庫県に生まれる。1984年東京大学法学部卒業。現在、一橋大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

swingo

1
記録によれば3年ぶりに読んだらしい。民事訴訟の全体像がよくわからなくなってしまったので再読してみた。前回読んだ時は法律の完全な素人だったのでかなり役に立ったが、現在4カ月後に司法試験を控える身としては全く物足りず、結局中野先生の民事裁判入門を読み直すことになった。この本はあくまで入門の入門レベル。2013/01/07

takizawa

1
平凡吉という法律の素人目線による民事手続法の入門書。実際の裁判の時系列に沿って書いてあるので物語としても楽しめる。机上だけだと勘違いしがちな点をフォローできるので、一通り勉強の終わった人にもおすすめ。平凡吉が書いているように、口頭弁論期日は書面審理+次回期日調整がメインで、むしろ非公開の弁論準備手続で、当事者の言い分を色々聞いてもらえる。だから民事の裁判傍聴はあまり勉強にならない…。証拠調べなら別だけど、狭いと満席だったり。今後は、有資格者が企業や官公庁で働くことになるというのは納得。(2008年)2009/02/28

あああ

0
民事訴訟手続きの具体的イメージを持たせてくれる本。物語形式なので法律の本にしては珍しく、すんなりと読むことができる。こういう本格的な勉強に入る前の導入みたいな本って案外大事なんだなと思った。2016/09/28

YY

0
内容は時系列と事例に沿って進むのでわかりやすい。ただ、叙述の点で不満は残る。まず、記録の形式なら、「口頭弁論」等用語について記録内で注釈がなされなければ子孫に伝わらないのではないか。第二に、第一の欠点を克服する上でも、当事者より第三者の視点から書くべきではなかったか。12章で視点を変えざるを得なくなっている。第三に、弁護士の言一部葉遣いに依頼人との信頼形成に適切でないものが見られた。最後に、無暗な法曹人口増加についてプロパガンダが混ざっているのが信じられない。2014/09/29

kuwachan_man

0
平凡吉の日記を元ネタに使い、民事裁判をストーリー仕立てで紹介しながら、解説しています。民事訴訟のことを知らない私でも、読み進めることができました。私は現在の職務の必要性から手に取りましたが、普通の人が気軽に読めるかというと、少しハードルが高いと思いました。2014/07/28

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