有斐閣選書<br> 社会運動の社会学

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有斐閣選書
社会運動の社会学

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  • サイズ 46判/ページ数 324p
  • 商品コード 9784641280922
  • NDC分類 309
  • Cコード C1336

出版社内容情報

日本初の社会運動論の体系的テキスト。社会運動という人々の営みを理解するためのツールとして,理論や概念を学生の身近なテーマにひきつけてわかりやすく解説する斬新なテキスト。社会を駆動する運動のダイナミックな力に着目する,社会運動の視点からの現代社会論。
目次
 序 章 社会運動は社会をつくる?=道場・成
第1部 人はなぜ社会運動をするのか
 第1章 未来の「予言者」としての社会運動=樋口
 第2章 社会問題を「発見」する社会運動=川北稔
 第3章 なぜ人は社会運動に関わるのか=成
第2部 社会運動は何をするのか
 第4章 ボランティアから反戦デモまで=西城戸誠
 第5章 国際NGOの組織戦略=樋口
 第6章 「住民投票」という名の常識へ=高木竜輔
第3部 社会運動の盛衰を決めるものは何か
 第7章 社会運動と政治=中澤秀雄・樋口
 第8章 社会運動とメディア=大畑
 第9章 非日常と日常のはざまで=角一典
第4部 社会運動の成果とは何か
 第10章 社会運動から政党へ?=丸山仁
 第11章 自由の夢=酒井隆史
 第12章 社会運動のあゆみ=道場
 第13章 現代世界の構造変動と社会運動の潜勢力=成・樋口
 付録 社会運動の調査研究法

内容説明

日本初。社会運動論の体系的テキスト。どんな人が、どんなときに「社会運動」をするのだろう?運動の成否を分けるものは?社会運動によって私たちの社会はどう変わってきたのか?理論や概念を身近なテーマからわかりやすく解説する。

目次

社会運動は社会をつくる?
1 人はなぜ社会運動をするのか(未来の「予言者」としての社会運動―「リスク社会」の啓示;社会問題を「発見」する社会運動―ラルフ・ネーダーによる欠陥自動車の告発運動 ほか)
2 社会運動は何をするのか(ボランティアから反戦デモまで―社会運動の目標と組織形態;国際NGOの組織戦略―資源動員と支持者の獲得 ほか)
3 社会運動の盛衰を決めるものは何か(社会運動と政治―政治的機会構造と住民運動;社会運動とメディア ほか)
4 社会運動の成果とは何か(社会運動から政党へ?―ドイツ緑の党の成果とジレンマ;自由の夢―社会運動と文化 ほか)
付録 社会運動の調査研究法

著者等紹介

大畑裕嗣[オオハタヒロシ]
1958年生まれ、東洋大学社会学部教授

成元哲[ソンウォンチョル]
1966年生まれ、中京大学社会学部助教授

道場親信[ミチバチカノブ]
1967年生まれ、大学非常勤講師(早稲田大学・日本大学・学習院女子大学)

樋口直人[ヒグチナオト]
1969年生まれ、徳島大学総合科学部講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nさん

2
いわゆる「新しい社会運動」についての理論と実践を、豊富な事例から解説する一冊。社会運動を社会学的に見る。そこに見出されるのは、社会運動のもつ「両義牲」ではないだろうか。社会運動は社会の問題を解決する為に行うものだと考えられる。だが、かつての労働組合を核とした運動は、現体制内での問題・不平等の解消のみに終始し、そこから外れた人権や環境には無関心だった。一つの問題の解決が、また新たな問題を生む、再帰的に現れる問題。過去に学びつつ、今の問題解決の裏に隠れているマイノリティや新たなリスクにも想像力を働かせたい。2020/05/19

たけ

0
社会運動論の先生に「運動論の一冊目に」ということでお勧めされました。 運動論の見取り図のような本で事例を交えて平易に解説してくれています。 しかしこれを読んだから本格的な理論書にスムーズに移行できるかというと話は別です。逆に理論書とこちらの本のギャップに戸惑うと思います。もう少し難しい解説書や論文を読んで、理論書がなんとか追いかけられるのではないかという印象を持ちました。

yakumomutsuki

0
レポ的なものが多いが.一方で資源動員論や,政治的機会,構造的ストレーン,フレーミングなどなど,理論的な話はそこまでなされていない印象.ただし,そういった理論研究が案外集積されていない分野であるということも読み取れる.とはいうものの,社会運動に関する大まかな見取り図という点では非常に評価できると思う. 本書は社会運動を是とする立場であるが,社会運動を否とする立場からの反論,論争を差し込めれば,さらに充実したと思う.2012/10/29

ゆで卵

0
学校のテキスト2012/09/25

КИТАРУ МУРАКАМУ

0
ほどよくまとめてある。社会運動、社会学を上手く架橋した形での入門書だとおもう。基本的な事項を抑えてる点が好印象。後半部分の理論的要素が強い部分は、前半部分とどう折り合いをつけれるのかに触れてないのが、少しだけ不満。2011/07/16

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