出版社内容情報
近時ますます重要性を増す著作権法の入門的概説書。具体的事案を多用しわかりやすく解説がなされており，入門者にもビジネスマンにも役立つ１冊となっている。立法の動向や新しい判例を織り込んだ最新版。
内容説明
かつてないダイナミックな入門書。著作権法の「なぜ」にこたえた好評の一冊。常に変化する著作権法の世界を正確に描き出す。法改正・裁判例を織り込んだ待望の改訂版。
目次
第１章 著作権法への招待
第２章 著作物
第３章 著作者
第４章 著作者人格権
第５章 著作権
第６章 著作隣接権
第７章 権利の活用
第８章 権利侵害
著者等紹介
島並良［シマナミリョウ］
１９６９年鳥取県生まれ。１９９４年東京大学法学部卒業。１９９６年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。現在、神戸大学大学院法学研究科教授
上野達弘［ウエノタツヒロ］
１９７１年東京都生まれ。１９９４年京都大学法学部卒業。１９９９年京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、早稲田大学法学学術院教授
横山久芳［ヨコヤマヒサヨシ］
１９７５年和歌山県生まれ。１９９７年東京大学法学部卒業。１９９９年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。現在、学習院大学法学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
29
ユーチューバーとしては、書籍、写真を取り上げる時に、確実に、出版社に電話やメイル。そして、ウェブのURLや©の挙示。出版社によっては、表紙のみ一瞬映してもいいと言われることもある。が、要約、読み上げ、引用を一切駄目とするところも多い。今朝あげたのも、小学館から表紙も駄目ということだった。子どものときの『別冊コロコロコミック』の表紙は塗りつぶしで。自分の顔も塗りつぶしで。やむなしか。第８章のように、類似デザインも気を付けたい。 2021/06/11
ちくわ
5
再読。著作権法の入門書として評判が高いのも納得するわかりやすさだと思う。文章自体がそもそもわかりやすいし、構成もわかりやすい形になっており、標準的な見解を知るのに良いと思う。いきなりこの本から入ると挫折する可能性はあるので、新書レベルの著作権法の入門書のあとに読むのが良いとは思う。2022/11/28
Yuichi Tomita
4
再読。著作権法の全体が何となく分かってきたように思う。 ただ、著作隣接権のところはごちゃごちゃしているし、映画の著作物については政策的な理由により調整が入りまくっていてなかなか頭には入らない。この辺りを理解するには実務書を読むしかないんだろうな。2023/01/01
Yuichi Tomita
4
著作権法の入門書。とはいいながら、網羅している範囲は広い。論点に深入りしていないにもかかわらず、350ページ程度はあり、基本書だと500ページ以上になるのも納得。 著作権法の入門書はあまり種類がないので、基本的なことを押さえるには良いと思った。2022/12/02
ちくわ
2
著作権法の基本書。入門とうたっているものの、内容についてはしっかりした内容となっており、また、最新の法改正にも対応している。著作権法を学ぼうと思ったら、より薄い本で全体感を掴んだのちに、本書で肉付けをしていくのが良いのではないかと思う。2022/02/19
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