出版社内容情報
「実務的すぎて民事訴訟法の教科書に書いていないけれど,あまりに当然すぎて訴訟実務の手引書にも書いていない」。理論と実務,弁護士と裁判官,手続と運用といった,様々な「スキマ」に落ち込んでいる悩ましい問題に光を当てる,実践的な1冊。
【目次】
Chapter 01 訴えの提起 Episode 01 その手続選択が紛争解決にとって適切な方法ですか?/02 管轄裁判所に提訴したら費用倒れかも……管轄の選択/03 支部事件を審理する本庁/04 訴状起案には原告だからこそ工夫する楽しみがある/05 訴え提起の実相──事実・証拠関係と法律構成/06 訴訟進行に関する意見書/07 請求が特定されていない訴状 Chapter 02 訴訟審理 Episode 08 「呼び出されたので出頭しました!」に驚く/09 被告多数! 全員が本人訴訟!! どうする?/10 私は何も悪くない……という保証人/11 「できる」という規定形式は裁判所の裁量の意味?/12 答弁書作成のお作法/13 準備書面は誰に読んでもらうものだろうか?/14 争点および証拠の整理/15 期日調書の記載にはご注意!/16 訴訟手続のデジタル化/17 破産手続開始のお知らせを裁判所にお願いします!?/18 当事者の死亡と訴訟手続の進行/19 裁判官と法廷で論争してはいけない!/20 審理の非公開/21 主張と証拠──玉虫色の審問 Chapter 03 証拠調べ Episode 22 主尋問はきちんとできていますか?/23 反対尋問の準備ってどのようにしたらいいの?/24 反対尋問をうまくやる!?/25 弾劾証拠ってどのように扱うの?/26 異議あり!/27 虚偽供述は対質で暴く!?/28 当事者尋問/29 二段の推定/30 文書送付嘱託,調査嘱託/31 弁論の全趣旨ってなんだろう?/32 証明と疎明 Chapter 04 和解 Episode 33 和解における裁判官と代理人の攻防!?/34 今頃になって和解希望? Chapter 05 控訴 Episode 35 負ける気まんまんの控訴なのに……/36 控訴事件の審理──続審制と事後審的運用 Chapter 06 執行関係訴訟 Episode 37 初めての執行関係訴訟──請求異議・第三者異議/38 担保不動産執行手続を停めるには? Chapter 07 理論と実務 Episode 39 条文は読み解くもの──民訴法39条と40条の関係/40 法律に規定されていない法律上の観念が存在するナゾ/41 民事訴訟における垂直関係と水平関係/42 民事訴訟法理論と民事訴訟実務は別のもの?!──研究者と実務家の視座の違い
-
- 電子書籍
- 学研ワールドえほんセレクション ポッポ…
-
- 洋書
- SOROLLA



