出版社内容情報
藤田 宙靖[フジタ トキヤス]
著・文・その他
目次
第1編 行政組織法総論(行政組織法とは何か;行政組織法上の法主体 ほか)
第2編 国の行政組織と法(概説;内閣 ほか)
第3編 地方行政組織法(地方行政と行政組織;地方公共団体の種類 ほか)
附編 公務員法(総説;公務員の概念 ほか)
感想・レビュー
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Ra
1
業務の都合で内閣法や国家行政組織法、デジタル庁設置法等を読む機会があり、作用法理論とは異なる組織法理論(分担管理原則等)に興味をもったので。"行政組織法の世界においては…「法」によって規律されているということの最も重要な意味は、行政作用法におけると同じような意味で「拘束力」がある、ということよりもむしろ、何を「行い得る」かが「定められている」、ということ自体にある" 救済法とのセットで作用法を学ぶためか、およそ法たるものを作用法的に理解してしまうので、組織法的思考は新鮮だった。2023/09/23