出版社内容情報
「警察権の限界」論を手がかりに、現行警察法令から法治国家的規範体系を導き、警察実務と対話可能な理論を考究した力作。
目次
序章 「警察権の限界」論の行方
第1章 脱警察化と行政機関に対する警察の役割
補論 私人による警察活動とその統制
第2章 警察による「個人」の保護―警察公共の原則
第3章 危険概念の規範構造
終章 「警察権の限界」論の再定位―まとめに代えて
著者等紹介
米田雅宏[ヨネダマサヒロ]
1976年石川県生まれ。1999年東北大学法学部卒業。2004年東北大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(法学)。金沢大学法学部助教授(准教授)、北海道大学大学院法学研究科准教授を経て、北海道大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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