出版社内容情報
行政法学習で最重要の判例50件を丁寧に解説。学習上の最重要判例を易しく丁寧に解説し,学生の理解を徹底サポート!
内容説明
行政法最重要判例50件を厳選。総論・救済法これ一冊でOK!
目次
1 総論(法律による行政の原理;行政上の法律関係;法の一般原則;行政行為;行政裁量 ほか)
2 救済法(行政訴訟と民事訴訟;行政訴訟と行政不服審査の関係;取消訴訟の訴訟要件(処分性)
取消訴訟の訴訟要件(原告適格)
取消訴訟の訴訟要件(狭義の訴えの利益) ほか)
著者等紹介
大橋真由美[オオハシマユミ]
成城大学教授
北島周作[キタジマシュウサク]
東北大学教授
野口貴公美[ノグチキクミ]
一橋大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キヌギヌ
4
「はいはい、また教授の書いた本ね」と正直買わされた時には思っていたが、めっちゃ読みやすい。初学者向きで大変ありがたかった。他の本もこのくらい読みやすくあって欲しいと思った。百選は見ているだけで目が回りそうだ。2024/01/23
tieckP(ティークP)
4
同シリーズとしては章割りが細かくなく、区切りの頁数も全部、判例の解説に回すという方向性をとっているのでやや読み詰まるが、そのおかげで『百選』を除く類書と比べて判例自体の解説はかなり丁寧である。ただ、判例ごとの文章が多い分、数を読むペースは下がるので、意外と初心者向けではないかもしれない。「ほか判」とされる他の判例の断片については、断片すぎる気もするが、授業の補助教材としてという意図らしいので跳ばして読むべきかもしれない。とは言え、事件の舞台背景について欄外にまさに「コラム」を載せているサービス精神は好き。2019/07/24