出版社内容情報
定番のベストセラーを第3版化。fMRIやPETといった脳神経の研究手法について解説を加筆し,より実践的な1冊に。心理統計の章では,初学者が陥りやすい統計の罠について重点的に解説。心理学の基礎を身に着けるためにも,卒業研究前の総復習にも最適。
【目次】
第1部 実 証
第1章 科学と実証
第2章 実験と観察
第3章 実証の手続き
第2部 実験的研究
第4章 独立変数の操作
第5章 従属変数の測定
第6章 剰余変数の統制
第7章 さまざまな実験法
第8章 コンピュータ・シミュレーション
第9章 心理学に特有な問題
第3部 観察的研究
第10章 調査法
第11章 観察法
第12章 検査法
第13章 面接法
第4部 実施と解釈
第14章 研究の実施
第15章 結果の解釈
第16章 統計的分析
第17章 研究報告
内容説明
心理学の知識を正しく理解するためには、研究方法についての知識が不可欠。科学研究の基本的なロジックと結びつけて、さまざまな心理学研究法を紹介。入門者でも予備知識なしに理解できる丁寧でわかりやすい解説。脳神経の研究法について解説を追加。ウェブを活用した調査法についても対応し、より実践的な1冊に。
目次
第1部 実証(科学と実証 なぜ直観ではいけないのか;実験と観察 実証の2つの顔;実証の手続き 観念の世界と現実の世界を結ぶ)
第2部 実験的研究(独立変数の操作 原因をどうやってつくり出すか?;従属変数の測定 結果をどうやって取り出すか?;余剰変数の統制 原因を見誤らないために;さまざまな実験法 現実の制約のなかで;コンピュータ・シミュレーション モデルによる心理研究って何?;心理学に特有な問題 自分も相手も生身の人間となると…)
第3部 観察的研究(調査法 相関で探る心と社会;観察法 日常のふるまいのなかに心の本質を見出す;検査法 心理テストで何がわかるか?;面接法 個別性と関係性から追究する人間の心)
第4部 実施と解釈(研究の実施 それは単純作業ではない;結果の解釈 実験結果の解釈を中心に;統計的分析 目的やロジックと適用上の留意点を理解するために;研究報告 コミュニケーションの大切さ)
著者等紹介
高野陽太郎[タカノヨウタロウ]
1950年生まれ。東京大学名誉教授。専攻:認知心理学、社会心理学
岡隆[オカタカシ]
1959年生まれ。現在、日本大学文理学部教授。専攻:社会心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 心の重石を心の糧ニ



