出版社内容情報
中国経済を,成長の原動力となった工業力の分析を中心として解説した好評書を全面改訂。枯渇しつつある農業の余剰労働力,強大となった経済力に警戒するアメリカ等の他国といった新しい状況に対応。中国経済を深く知ることができるエキサイティングな一冊!
内容説明
「世界の工場」中国の成長の原動力となった工業を中心として、工業力の源泉である労働、資本、技術の現状と将来を分析するとともに、成長の担い手であるさまざまなタイプの企業について解説します。農業の大きな変貌や中国経済の巨大化が他国に与える影響といった新しい問題をも検討した新版。
目次
第1章 経済成長の過去と将来
第2章 計画経済と市場経済
第3章 労働市場と農村経済
第4章 財政と金融―経済成長と資金調達
第5章 技術―キャッチアップ、キャッチダウン、そして世界の先端へ
第6章 国有企業と産業政策
第7章 外資系企業と対外開放政策
第8章 民間企業と産業集積
終章 高所得国時代の課題
著者等紹介
丸川知雄[マルカワトモオ]
1964年生まれ。1987年東京大学経済学部卒業。アジア経済研究所を経て、東京大学社会科学研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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