出版社内容情報
ロングセラーの定番書が第5版化。いじめ問題などについて加筆し、従来どおりのコンパクトさで公認心理師カリキュラムにも対応。
内容説明
教育心理学の基本的な事柄について、図表やコラムを豊富に用いて丁寧にわかりやすく解説。心理学的なものの見方・考え方が理解・把握できるように工夫してあります。教育や心理学に関心をもっている方々に広くおすすめします。
目次
記憶力がいいとはどういうことか
学ぶことと考えること
ほめることの大切さ
「やる気」を考える
学級という社会
どのように教えるか
児童・生徒をどう評価するか
人間の発達について考える
知的発達のメカニズム
人格発達の基礎
困難を抱える子どもたち
カウンセリングとは
著者等紹介
鎌原雅彦[カンバラマサヒコ]
1953年大阪府生まれ。1984年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。現在、聖学院大学人文学部特任教授
竹綱誠一郎[タケツナセイイチロウ]
1953年大阪府生まれ。1986年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。現在、学習院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かりん
3
分かりやすい。色々な実験の紹介もあって統計的な視点で教育学を捉えれた気がする。 2024/01/23
Riopapa
1
教育心理学の入門書としてちょうどいい。2021/11/19
*Lucy*
0
【人それぞれ、だけど。】教育に携わる人の基本になる研究。発達していく中で、生きやすい人と生きにくい人が出てくるのはどうしてだろう。どの段階で、どうやって差がつくのだろう。「教育に正解はない」というけれど、賢い人間を育てたいと思ってしまう。大学生向けの入門書は、大人になると、すごく読みやすく感じた。2024/06/06
蟹をこよなく愛する大学生
0
心理学の講義が取れなかったので通読。次に読むこと: 短期記憶から長期記憶にする具体的な方法、自己強化(自己調整)の具体的な方法、自我同一性地位の深掘り、そして認知の歪みの治し方。それにしても、経済学部の自分は卒論の提出が迫っている中で何を読んでいるんだろう。2022/01/02
Go Extreme
0
初頭効果→接近効果 維持リハーサル→短期記憶 精緻化リハーサル→長期記憶 自己調整モデル:遂行行動→判断過程→自己反応 自己効力×結果期待 達成目標:習熟・遂行 機械的学習vs有意味学習 プログラム学習:直接型・分岐型 学習者の適正要員:能力・性格・態度/意欲 ジェンセンの環境閾値説 ギルフォードの知能モデル:内容軸・所産軸・操作軸 自我同一地位:積極的関与×危機2020/02/09