出版社内容情報
健康・医療心理学をはじめて学ぶ人・公認心理師を目指す人のための,考え方・基本理論の理解から実践につなげることまでを目指した入門書。最新の統計データ・学説を盛り込み,公認心理師カリキュラムや出題基準に対応。
内容説明
健康・医療心理学は、病気と健康を分けて考えず、心身ともに健康であり続けるための支援を行う実践心理学です。健康の増進、リスクの予防、臨床健康心理学という3つの観点から、保健・医療分野に携わる心理職者に必須の知識と技術を概観します。
目次
第1部 健康・医療心理学とは何か(健康とウェルビーイング;健康リスクへのアプローチ;健康心理学と臨床心理学)
第2部 ウェルビーイングの心理学(ストレスとウェルビーイング;食生活とウェルビーイング;身体活動・睡眠とウェルビーイング)
第3部 健康リスクと支援の心理学(感情と健康リスク;行動と健康リスク;発達・加齢に伴う健康リスクと支援;働く人の健康リスクと支援)
第4部 健康・医療心理学の課題(医療における行動と心理;健康・医療心理学の臨床的展開;医療におけるコミュニケーションと課題;災害による健康リスクと支援;医療制度と心理職の社会的役割)
著者等紹介
島井哲志[シマイサトシ]
関西福祉科学大学心理科学部教授
長田久雄[オサダヒサオ]
桜美林大学大学院老年学研究科教授
小玉正博[コダママサヒロ]
埼玉学園大学人間学部・大学院心理学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yorip
1
基本的なところがわかって助かる。2020年4月に出た本だが、「私たちは最近まで、伝染病の恐怖と共に生活してきた。」という記述があり、そこからまた伝染病の恐怖が始まるとはまだ知る由もなかったんだろうなあ。2022/10/19
Go Extreme
0
心理学と健康・医療諸科学の交差:健康・医療心理学 生物医学モデル:物資主義・機械論・還元 生物心理社会モデル:心身統合的に考える 疫学領域:宿主要因・環境要因 健康リスクへ対応:遺伝・年齢/性・性格/行動・生活習慣・環境 健康vs臨床心理学 認知的評価 問題焦点vs感情焦点 認知再構成・行動活性化 感情:障害と異常 強度/影響・期間/頻度・対象/方法 Com:プロセス性・無意図性・コンテクスト依存性・不可逆性 悪い知らせ4要素:SHARE アドボカシー・権利擁護 医療倫理の4分割法 記録システム・AOAP2020/07/05
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