出版社内容情報
大滝 精一[オオタキ セイイチ]
著・文・その他
金井 一より*[カナイ カズヨリ*]
著・文・その他
山田 英夫[ヤマダ ヒデオ]
著・文・その他
岩田 智[イワタ サトシ]
著・文・その他
内容説明
伝統的な戦略論の簡潔で平易な解説にとどまらず、ベンチャー、地域企業、戦略的社会性など、新しい環境の下での新しいイシューを盛り込み、時代のニーズに応える枠組みを示す野心的なテキスト。ケース、エクササイズ、コラムなど学習効果を高める工夫も細やか。
目次
第1部 戦略を立てる(事業領域の定義―「ドメイン」という考え方;戦略の策定―環境と経営資源の分析;競争の戦略―競争地位別の戦略定石)
第2部 戦略を革新する(新規事業創造の戦略―ミドルの役割;成長の戦略―ベンチャー企業の不均衡創造;ネットワーク戦略―新しい組織への動き)
第3部 戦略を広げる(グローバル戦略―多様な環境への対応;地域企業の戦略―地域社会の中で;経営戦略と社会―戦略的社会性とは何か)
著者等紹介
大滝精一[オオタキセイイチ]
東北大学大学院経済学研究科教授
金井一頼[カナイカズヨリ]
大阪商業大学総合経営学部教授
山田英夫[ヤマダヒデオ]
早稲田大学ビジネススクール教授
岩田智[イワタサトシ]
北海道大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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uD
13
経営戦略の簡潔かつ平易な解説本ですが、非常に多くの書籍や論文が引用されており、情報量は膨大でした。エクササイズやコラムが充実していて、学習におけるテキストとして使用するのにピッタリです。 本書を読んでわかったのですが、バーチャル組織がモジュール化戦略をとっていると言うよりは、製品アーキテクチャがモジュール化していくにつれて、急速にバーチャル組織の需要が高まったのですね。なるほどなるほど。 PPMの「花形」「金のなる木」「問題児」「負け犬」…もっと別の表現があったでしょう、といつも思ってしまいます。笑2019/01/16
Studies
1
安定の有斐閣。頭の整理に。2019/06/26
Gloria
1
元XXのコンサルが書いた本シリーズとかいっぱいあるしそういうのばっかりおすすめされるけどアカデミアに勝る知の源泉なんぞないと思ってる人間なので有斐閣アルマシリーズでこれあることをもっと早く知りたかった。ふれーむわーくとか単発で覚えても根本的な考え方押さえないと意味ないのでそもそも事業領域のとらえ方についての理論はこんな議論があって~とかから始めてくれてるのがすごくうれしい。2019/06/17
鼻
1
経営戦略の分類や定義を具体的な企業名を挙げて説明。最後のコラムでユーグレナ絶賛してるけど、直近決算短信だけ見ると迷走しているような気が(ミドリムシを燃料にしたロケットってなんやねん。元々の走りだったヘルスケア事業はは部門別で営業黒字を確保している様子)。今こそ本書にある「ドメインの再定義」を求められているんじゃないのか、と思いながら読了。2019/05/25
うちけん
1
読みやすく例えもピンとくる。中小企業診断士の企業経営理論の副読本にとても良い。 経営戦略とはドメイン、資源展開、競争優位、シナジーでそれぞれ分析ツールがあって使うと便利ということ。2016/12/25