内容説明
決算書をみて「会計情報を理解できるようになる」ことが第一の目標。楽しく親しみながら、これだけは印象深く頭に刻んでほしいトピックを厳選して伝えます。「会計学」が好きになれる一冊!
目次
会計の目的
会計基準と会計制度
収支の期間配分
利益の認識と測定
複式簿記
資産・負債の認識・測定
費用配分のバリエーション
資本会計
決算書の分析
会計単位
会計情報の役立ち
監査と粉飾
日本の財務諸表制度の歴史
著者等紹介
川本淳[カワモトジュン]
1965年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。元学習院大学経済学部教授(2014年逝去)
野口昌良[ノグチマサヨシ]
1967年生まれ。ウェールズ大学カーディフ校Ph.D.(カーディフ・ビジネススクール)。現職、首都大学東京都市教養学部経営学系教授
勝尾裕子[カツオユウコ]
1972年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。現職、学習院大学経済学部教授
山田純平[ヤマダジュンペイ]
1974年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。現職、明治学院大学経済学部教授
荒田映子[アラタエイコ]
1977年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。現職、武蔵大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Phai
6
企業会計の中の財務会計についての入門レベルの教科書という位置づけです。毎日少しずつ読み進めてようやく読了しました。わかりやすく書かれてあり、次に読むべき本のリストもあるので、最初に手に取る教科書としては良書だと思いました。2017/02/19
あろー
0
会計についての基本的な考え方がイメージできました。今まで理解が足りなかったところが補われて、頭の整理にも役立ちました。トランジットの参考図書で、気になるものを読んでみたいと思います。2020/06/23
えむ
0
会計学初学者向けの「読ませる」入門書。会計学の教科書というと、ともするとテクニカルな説明ばかり続くようなイメージがあるが、本書は必要最低限のポイントは押さえつつも、読むことに苦痛を感じさせないような配慮がなされている。2019/05/14