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有斐閣アルマ
政治学の方法

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641220379
  • NDC分類 311.16
  • Cコード C1331

内容説明

政治学は、社会科学の他分野の問題関心や考え方を柔軟にとりいれてきた。事例研究、計量分析、フォーマル・モデリング、実験といった政治学の多様な方法を、相互に体系的に関係づけたうえで説明する。

目次

第1章 政治学の方法とは
第2章 事例研究
第3章 計量分析
第4章 フォーマル・モデリング
第5章 実験の方法
第6章 政治学の方法の展開

著者等紹介

加藤淳子[カトウジュンコ]
1961年、東京都に生まれる。1984年、東京大学教養学部卒業。1986年、東京大学総合文化研究科相関社会科学コース修士号(学術修士)取得。1993年、イェール大学大学院政治学部Ph.D.取得。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部助教授などを経て、東京大学大学院法学政治学研究科教授(政治学)

境家史郎[サカイヤシロウ]
1978年、大阪府に生まれる。2002年、東京大学法学部卒業。2004年、東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。2006年、カリフォルニア大学バークレー校修士号(政治学)取得。2008年、東京大学博士(法学)取得。東京大学大学院法学政治学研究科特任准教授を経て、東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター准教授(政治過程論・日本政治論)

山本健太郎[ヤマモトケンタロウ]
1978年、兵庫県に生まれる。2002年、東京大学経済学部卒業。2007年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。2009年、同修了、博士(学術)取得。東京大学先端科学技術研究センター特任研究員などを経て、北海学園大学法学部講師(政治学、現代日本政治)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Moloko

3
完読。ゆっくり考えながら読んだ上で、他の学者の研究を思い浮かべながら内容を吟味しないと、あっという間に読んで「まあ、そうだよな」という感想を得て終わりだと思う。実験や脳神経科学などのごく新しい分野も含んでいて、読んで損はなかった2017/01/07

ゆたか

2
この本を読む際の注意点は、第一章から「読まない」ことだ。というのも、もっとも読み辛いのは第一章だからだ。事例研究・計量分析・フォーマルモデリング・実験(政治学で実験?と思うだろう、ふつう。)の、4つの方法論が紹介される第二章以降を読めばよい。本書は、特定の方法論の優越性を語るのでなく、全ての方法論にそれぞれ長所と短所があるとしている。その上で、複数の方法を用いる、いわば「分業」を勧めている。論文の書き方というより、それ以前の段階、「どうやって調査するか?」に悩んでいる人にとって有益な本だ。2015/05/25

えむ

1
政治学方法論の比較的視野の広い概説書。記述は平易で、基本的な論点を把握するのに有益。コンパクトな本だからやむを得ない部分はあるが、本書では学べない規範理論の方法論についても学びたくなった。2017/12/31

G.D

1
政治学において、社会科学の様々な分析手法を用いることの重要性を学べた。自分自身この分野には疎いのだが、Advancedと恐れることなかれ、非常にわかりやすく書かれており、内容も「具体的手法」と言うよりは基礎的な概念であるとか用語であった。 特に定量分析と定性分析を組み合わせることで新しい理論の発展に繋がるということを非常に説得力ある文章で伝えられて、自分としては「まだまだ勉強することは沢山あるな」と気持ちよくなれたのが良かった点である。2016/09/28

Ucchy

1
社会科学、特に政治学というのは本当に科学的なんだろうか、論者の主観を述べているのではなかろうかという疑念がずっとあり読んでみたくなった。読んでみて社会科学も十分に科学的で客観的な学問であると納得できた。KKVとかも読んでみたい。2015/07/14

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