出版社内容情報
「エビデンスに基づく」とは?「その人に寄り添う」とは?心理職の“職責”や“倫理”を支える「科学者―実践家モデル」をはじめて学ぶ人のための教科書。理念からスキルまでを実践例もふまえ解説。【「公認心理師の職責」科目に対応。資質向上にも役立つ1冊です】
【目次】
プロローグ
Ⅰ部 基礎篇
第1章 ケアをするという倫理──二人称の科学とは何か/第2章 サイエンティスト・プラクティショナーとは何か──エビデンスに基づく心理学的な実践(EBPP)の基礎/第3章 職責としての多職種連携と資質向上──コーポレイティブでリフレクティブなスタンス
Ⅱ部 展開篇
第4章 エビンデスに基づく心理学的実践(EBPP)/第5章 データとは何か──リフレクティブに自己検証する方法/第6章 データに基づいて「近未来」をサポートする/第7章 リサーチとは何か──「評価」との違い/第8章 リサーチの始め方──「問題解決の文脈に投げ込む」とは何か/第9章 リサーチの実際──「三方良し」で検討する/第10章 サイエンティスト・プラクティショナーにおける生涯学習
エピローグ
■Column コラム1「カレーのつくり方」から考えるEBPP/コラム2 戦争,科学,そして心理学
■Lecture 講座①~⑥:ケアする人の対話スキル