出版社内容情報
私たちの日常や社会にあふれる課題を読み解く思考法が身につき,〈わかる〉+〈変わる〉につながるテキスト。日常の疑問や怒り,傷つき,生きづらさ……その違和感をとっかかりに学べるから,わかりやすい。学びを促すツール(クイズやレポート課題等)も充実。
内容説明
社会にあふれる課題を読み解く社会心理学の思考法が身につく入門書。日常の疑問や怒り、傷つき、生きづらさ、違和感をとっかかりにして学んでみよう。社会心理学の理論と実験、現実世界を結びつけ、「自分だったらどうするか」を考えるためのしかけやウェブサポートも充実。
目次
息苦しさを読み解く 社会心理学の思考法
第1部 社会・集団のダイナミズム(それはほんとうに自分が決めたこと? 行動・意思決定に影響を与えるもの;偏見・差別はなぜ起こる? 他者や社会を見るバイアス;不寛容はなぜ起こる? 状況の力が生み出す不安;葛藤はなぜ起こる?―いざこざから紛争まで)
第2部 社会のなかの個を生きる(自分を知り、自分を動かす 社会と切り離せない自己のはたらき;わたしの世界とあなたが見ている世界 社会的認知とバイアス;ぶつかりあうのは恐い? 親密な対人関係、コミュニケーション)
第3部 社会を変える・動かす(社会を変える・動かすコミュニケーション 合意形成から行動変容まで;「だれかのために」が生まれるとき 向社会的行動;チームや組織が活性化するために 集団意思決定とリーダーシップ)
心地よさが生まれるとき 社会心理学で考えてみる
著者等紹介
杉浦淳吉[スギウラジュンキチ]
慶應義塾大学文学部教授
尾崎由佳[オザキユカ]
東洋大学社会学部教授
村山綾[ムラヤマアヤ]
立命館大学総合心理学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。