y-knot Musubu<br> 権力を読み解く政治学

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y-knot Musubu
権力を読み解く政治学

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  • サイズ 46判/ページ数 394p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641200081
  • NDC分類 311
  • Cコード C1331

出版社内容情報

被治者の視点から権力者の行動原理を読み解く政治学のテキスト。「思想」「経済」「軍事」「制度」から近代国家の形成を解説し,主に日本政治を対象に国民国家を前提としてつくられた民主主義の可能性と限界を論じます。古典を題材にした問答形式のコラムも充実。

内容説明

被治者の視点に立ち、「思想」「経済」「軍事力」「制度」の4つの角度から政治権力の働きを読み解く政治学のテキスト。西洋と東アジアを対比しつつ、国民国家を前提につくられた民主主義の可能性と限界を論じます。古典を題材とした問答形式のコラムも充実。

目次

第1部 基本的な考え方(政治権力と暴力;国家)
第2部 国民国家の成立―なぜ世界は1つになれないのか(国民を創る思想;国民経済の成立;軍事力と国家の拡大;制度と国家の安定)
第3部 国民国家の民主主義―その理想と現実(民主主義の多様性;市民とは誰か;メディアと世論;集団と政治;選挙の戦略;政党と政党システム;政策決定)

著者等紹介

羅芝賢[ナジヒョン]
現職:國學院大學法学部准教授。略歴:1984年韓国大邱に生まれる。2008年高麗大学文学部卒業。2017年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。東京大学公共政策大学院特任講師などを経て現職。主著:『番号を創る権力―日本における番号制度の成立と展開』(東京大学出版会、2019年、藤田賞奨励賞受賞)

前田健太郎[マエダケンタロウ]
現職:東京大学大学院法学政治学研究科教授。略歴:1980年東京に生まれる。2003年東京大学文学部卒業。2011年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。首都大学東京大学院社会科学研究科准教授などを経て現職。主著:『市民を雇わない国家―日本が公務員の少ない国へと至った道』(東京大学出版会、2014年、サントリー学芸賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ra

3
被治者の視点に立ち、思想・経済・軍事力・制度のそれぞれの角度から権力の働きを読み解くとする教科書。著者の一人である前田先生の『女性のいない民主主義』の問題意識を、政治学における主要トピックに敷衍させた教科書という感じ。2024/02/12

フクロウ

3
羅芝賢は『番号を創る権力』、前田健太郎は『女性のいない民主主義』という、それぞれ近時の著名研究をものしており、その2名のコラボになる教科書が面白くないわけはなく、発売以前の予告初発段階で注目していた。内容はオーソドックスな政治学の本というよりは、人文社会科学のパラダイムを規定している(た?)マルクス主義の思考枠組みを踏まえつつも、単に上部構造下部構造の単純な仕組みとしては政治は把握できないことを、2020年以降の文献も含む膨大な文献により描出する本。知識量に眩暈がするし、なかなか真似できない手際だなと。2023/12/24

shin

1
ジェンダー、権力構造といった社会学よりの視点を加えたヒューマニティー政治学の趣。偉大な学者たちの類型を硬派に述べる本も大事だが、社会を鏡に政治を見る、そしてあえてスタンスをとって書いている本書のような書き方は好み。そして日本の政治の不思議なところを解き明かす読み物としてそもそも面白い。2024/03/25

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