出版社内容情報
いじめや不登校,貧困家庭や移民の子どもの教育など,さまざまな課題を社会学の知識や概念で見直すと,何が見えてくるのか。教職を志す人をはじめ,広く教育問題に関心がある人におすすめの新しい入門テキスト。巻末にはキーワード解説も掲載。
内容説明
いじめの不登校、格差と不平等、貧困家庭や移民の子どもの教育など、さまざまな課題を社会学の知識や概念でとらえ直したときに、何が見えてくるのか。教職を志す人をはじめ、教育問題に関心がある人におすすめの1冊。巻末にはキーワード解説も掲載。
目次
第1部 あなたと社会の関係から考える教育(あなたは誰?;試験と学歴から考える教育;格差と不平等から考える教育)
第2部 家族から見た教育(教育の場としての家庭;ジェンダーと子育て;学校のなかの家族)
第3部 学校を生き抜く(見えない教育問題;善と悪の間から;「子どものため」の陥穽)
第4部 マイノリティから問う教育と社会(マイノリティの子どもの排除と包摂;移民の子どもの多様な学びの場;ともにつくる教育と社会へ)
著者等紹介
相澤真一[アイザワシンイチ]
上智大学総合人間科学部教育学科准教授
伊佐夏実[イサナツミ]
宝塚大学看護学部准教授
内田良[ウチダリョウ]
名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授
徳永智子[トクナガトモコ]
筑波大学人間系准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ソーシャ
2
気鋭の著者たちによる教育社会学の入門テキスト。現代の教育社会学のトピックを平易な語り口で紹介しています。教育社会学のテキストでは触れられないことの多かった家族についての話題が多めなのが印象的でした。現代の教育について初めて勉強する人にも読みやすい本ですが、理論的な深みにはあまり立ち入らないので詳しい人には物足りないかもしれません。とはいえ、参考文献案内が充実しているので気になったトピックについて学びを深めたいという人にも配慮されています。2023/03/07
あしだ
1
授業で取り扱った。クイズの答えに毎回驚かされたり、グラフもあってわかりやすかった。 2025/07/12