内容説明
科学としての政策論は可能か。環境論・財政学から地域経済までの広範な研究と長くゆるぎない実践に鍛えられた骨太の論理が可能にした力作。著者生涯の都市研究の総括的著作。
目次
序章 政策科学としての都市政策
第1章 都市の政治経済学―都市政策の基底理論
第2章 近代の都市・住宅問題の思想と政策
第3章 現代思想と都市政策
第4章 大正デモクラシー期の都市政策の理論と現実―関一の都市政策論を中心に
第5章 戦後日本の都市経済・都市問題と都市政策
第6章 経済と環境問題のグローバリゼーションと都市政策
終章 環境再生と農村との共存―『環境の世紀』へむかって
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
1.3manen
2
環境経済学、財政学、アメニティ論、内発的発展論で顕著な成果を上げられた、宮本名誉教授によるマンフォードらの理論を踏まえつつも、内発的発展論のさらなる進化を図った本。特に、都市にも格があるという、岡実氏から引き出される「都市格」ということばは独創的であった(第4章第1節など)。人にも人格があるのなら、都市にも格がある。そして、都市格を尊重しあえば、都市農村交流にもなるし、都市と都市の不毛な競争ではなく、いい意味での相互依存作用が図られる。都市の公害をアメニティに転換させる努力は政策や制度や法律の機能だろう。2012/11/24
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