内容説明
理念・規範から国際関係のダイナミズムを読み解く。コンストラクティヴィズムを体系的に説明しこの理論的枠組みを用いて国際問題を分析する方法を具体的な手順に沿って解説する。
目次
コンストラクティヴィズムの視角―アイディアと国際規範の次元
第1部 国際関係の分析(安全保障―多国間フォーラムにおける概念の普及過程;安全保障化―ヨーロッパにおける移民を事例に;地域統合―東アジア地域レジーム間の規範的空間と日中関係;対外支援―EUの規範とコンディショナリティ;地球環境―「ポスト京都」の交渉における国際規範の役割;市民社会―プライベート・ソーシャル・レジームにおけるNGOと企業の協働;人の移動―国際レジームの変遷をめぐる動因と戦略)
第2部 隣接分野との対話(地域研究との対話―アンデス高地先住民運動の政権獲得;比較政治学との対話―国際的収斂と国家間差異との間で;国際法学との対話―WTOと遺伝子組み換え産品をめぐって)
著者等紹介
大矢根聡[オオヤネサトシ]
神戸大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(政治学)。現在、同志社大学法学部教授(国際関係論、国際政治経済論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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