内容説明
日常生活で耳にする世界のニュース、海外旅行で目にする事例から世界経済に親しむとともに、その仕組みを解き明かす学問の魅力にふれる。新版化に際して、多国籍企業、経済統合の章を新たに設け、洞爺湖サミットやサブプライム・ローン問題の記述、また図表のアップデートなど内容・データともに初版刊行後の世界経済の動向を盛り込んだ。
目次
世界経済を見る眼―グローバル化とリージョナル化
第1部 世界経済のいま(国際貿易―世界の取引や決済のルール;国際金融―金融のグローバル化と通貨危機;多国籍企業―国境を越える企業;経済統合―地域化する世界経済;貧困と開発―格差のない世界に向かって;人口と食料―飢餓からの脱出;地球環境問題―地球は暑くなっている)
第2部 それぞれの国や地域(アメリカ―超大国の軌跡;ヨーロッパ―どこへゆくのか?EU経済;日本―戦後復興からグローバリゼーションへ;アジアNIEs―工業化を達成した東アジアの奇跡;アセアン―成長する東南アジアの国々;中国―改革、開放で世界の工場へ;ロシア―「大国」復活をめざして)