出版社内容情報
国際経済政策の歴史的変遷から、貧富の格差拡大、環境問題等グローバルな政策課題の全体像を理解するための待望のテキスト。
内容説明
戦後から現在までの国際経済政策の歴史的変遷をたどり、貧富の格差の拡大、地球環境の悪化、通貨危機の頻発、エネルギー問題、テロや国際紛争など、1国では対処できないグローバルな政策課題の全体像を理解するテキストです。章末に重要な原典資料を、巻末に戦後国際経済政策の流れがわかる年表を付しました。
目次
第1部 戦後国際経済政策の枠組み(ブレトン・ウッズ体制と自由貿易;援助政策と経済復興 ほか)
第2部 国際経済政策の対立と協調(ブレトン・ウッズ体制の崩壊とドル;石油をめぐる国際政治と経済 ほか)
第3部 新自由主義下の国際経済政策(福祉国家の解体と新自由主義;双子の赤字とプラザ合意 ほか)
第4部 グローバル化と国際経済政策(資本自由化と通貨危機;多国籍企業化と政策対立 ほか)
第5部 グローバル・イシューと国際政治経済学(地球環境問題の経済政策;国際労働力移動の管理と国民経済 ほか)
著者等紹介
新岡智[ニイオカサトシ]
関東学院大学経済学部教授
板木雅彦[イタキマサヒコ]
立命館大学国際関係学部教授
増田正人[マスダマサト]
法政大学社会学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。