内容説明
わが国近代化の最大の教師であったドイツ、統一を求めつつ分裂の悲劇をくり返してきたドイツ。私たち日本人にとってドイツとは何であろうか―。本書は近代ドイツ史の重要な論点を掘り下げるとともにヒトラーの第三帝国や分裂ドイツとその再統一を詳論するなど、“現代ドイツの歴史的理解”という視座から波瀾にみちたドイツ史の特質を鮮やかに浮き彫りにした。
目次
序章 ドイツ史における国境の条件
第1編 近代ドイツの諸相(プロテスタンティズムとルター主義;中央党とカトリシズム;家族と女性と教育;農業とユンカー;工業と企業家;社会民主党と労働者・中間層;軍隊と社会と国民;ドイツの思想と知識人;ビスマルク体制からヴェルサイユ体制へ)
第2編 ナチズムと第三帝国(第三帝国の社会史;第三帝国と「過去の克服」)
第3編 ドイツの分裂と再統一(東西ドイツの分裂;西ドイツの歩み;東ドイツの歩み;東西軍事機構の対立と和解;EC、西ドイツ、統一ドイツ;統一ドイツの夢と現実)
終章 ドイツ史と日本―日独関係の歴史(1639~1945年)



