内容説明
私たち日本人にとってアメリカとは何であろうか―。本書は、その建国から現代に至る200年の概観をたて糸に、〈西部フロンティア〉〈南部社会〉〈人種問題〉〈フェミニズム〉など、アメリカ史を特徴づける重要テーマの解説をよこ糸として、巨大国家USAの歴史像を浮き彫りにしました。世界史の中できわめて重要な意味をもつ、〈新世界〉アメリカの過去・現在・未来の考察に最適の書。
目次
序章 アメリカ史像の探求
1章 植民地の発展
2章 アメリカ革命と連邦共和国の成立
3章 領土拡張期のアメリカ
4章 南北戦争と再統一
5章 工業化と対外進出
6章 両大戦間の時代
7章 第2次世界大戦以後のアメリカ
8章 フロンティアと西部
9章 アメリカ史のなかの南部
10章 アメリカの人種と民族
11章 アメリカ史のなかの女性
12章 アメリカ経済
13章 国民性と文化
終章 世界史のなかのアメリカ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yasutaka Hori
2
主に大学生向けのザ教科書のような固さでした。以前、「アメリカ50州を読む地図、という本を読み、とても楽しめましたが、まぁこれは完全な学術本ということで。とはいえ、文字通り概説として1492年以降各国の植民の歴史、戦争、差別などを網羅。薄く勉強しておきたい分には良いかな。とはいえ初版が1976年あたりで、新版も1990年代、結果的に本書の中での最新は1980年代。という時代感を感じるという別の意味の楽しみも。最新大統領がレーガンだし。2020/05/04
ローリングエルボー
1
レファレンスとして。2014/09/06
naoto
0
良くも悪くも、アメリカ、ですね。2009/07/03
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