有斐閣選書R<br> 郵貯民営論―郵貯・銀行論争史

有斐閣選書R
郵貯民営論―郵貯・銀行論争史

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  • サイズ B6判/ページ数 382p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784641180611
  • NDC分類 338.72

内容説明

100兆円に上る貯金残高を擁する巨大な金融機関=郵便貯金は、ゆうゆうローン、CD・オンライン化、自動払込・受取、総合通帳などめざましい業容の拡大を遂げ、民間金融機関との競合も強まって、NTT、日本たばこ、JRにつづき民営化問題の焦点となっている。本書は、郵貯の原点に戻って長く激しい論争のあとを追い、歴史の流れの帰結として分割・民営化の方向を提唱する。

目次

第1章 郵便貯金の目的
第2章 戦後早くも郵貯問題台頭
第3章 郵政事業の公社化構想
第4章 郵便貯金の肥大化をめぐる論議
第5章 郵便貯金の業務拡大
第6章 預貯金金利決定方式
第7章 小口預貯金金利の自由化
第8章 非課税貯蓄制度の廃止と見返り措置
第9章 郵政事業は分割・民営に

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