内容説明
さまざまな生活のしづらさや困難を抱える人たちを、地域で支えるための新しい考え方、「地域福祉援助」。個を地域で支える援助と、地域福祉の基盤づくりという2つの側面から、「地域福祉援助」の具体的な方法について、事例を用いながら解説。
目次
「地域福祉援助」とは何か―「地域を基盤としたソーシャルワーク」と「地域福祉の基盤づくり」の展開
第1部 「個を地域で支える援助」と「個を支える地域をつくる援助」(地域を基盤としたソーシャルワークの基本的性格;地域で展開する「総合相談」;個と地域の一体的支援;地域における個別支援の基本的視座 ほか)
第2部 地域福祉の基盤づくり(地域福祉の基盤づくりの視点;社会福祉基礎構造改革と地域福祉;地域福祉の発展過程;地域福祉の基盤づくりの理論 ほか)
著者等紹介
岩間伸之[イワマノブユキ]
1965年生まれ。同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士課程後期修了。社会福祉学博士。社会福祉士。現在、大阪市立大学大学院生活科学研究科教授。特定非営利活動法人西成後見の会代表理事
原田正樹[ハラダマサキ]
1965年生まれ。日本社会事業大学大学院社会福祉学専攻修士課程修了。社会福祉学博士。社会福祉士。現在、日本福祉大学社会福祉学部准教授。氷見市、茅野市、伊賀市、半田市など各地の地域福祉実践にかかわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ripurou
2
ソーシャルワークがわかっていないので、理解が難しい部分も多かった。でも、仮想事例をあげて、どうやって地域住民の課題をワーカーという立場で解決し、それをコミュニティに広げていくかの道筋は、少しわかった気がする。もう少ししたら、また再読したい本。2018/08/23
Ikkoku-Kan Is Forever..!!
1
最近話題の「地域包括ケアシステム」のコンセプトについて取り敢えず一冊。2019/06/06
らんまる
0
勉強用。20412年発刊。古い情報や発想もあるけど、ベースの考え方、入門としてはベスト本かと。後輩の育成に使おうかなー。2021/05/23