内容説明
映像表現は人びとをどう動かすのか?災害映画が描く喪失の「受容」。防災ドラマが導く大災害への「備え」。防災ドラマ『パラレル東京』をめぐる大規模追跡調査から、視聴者の認知と行動がいかに変化したのか、検証する。
目次
序章 日本人は自然災害に備えられるか
第1章 日本映画から分析する災害に対する共通イメージの変化
第2章 防災啓発のコミュニケーション
第3章 首都直下地震の被害想定をめぐるコミュニケーション
第4章 被害想定をもとにした『パラレル東京』の効果実験
第5章 誰が『パラレル東京』を見たのか 分析手続きとデータの概要
第6章 知識は深まるのか 『パラレル東京』が知識面に及ぼした効果
第7章 防災啓発に効果的な映像とは何か 『パラレル東京』が認知面に及ぼした効果
第8章 備える人と備えない人の厚い壁 『パラレル東京』が行動面に及ぼした効果
終章 感情に働きかける防災啓発番組の可能性
著者等紹介
安本真也[ヤスモトシンヤ]
東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター特任助教。1987年兵庫県西宮市生まれ。2024年4月より現職。博士(社会情報学)。2016年度社会情報学会新進研究賞受賞。専門は社会心理学、メディアコミュニケーション論。地震、水害や原発事故などの災害をめぐる情報が、人びとのリスク認知や行動に与える影響を、社会調査にもとづく実証研究で明らかにしている。被害想定や南海トラフ地震臨時情報など、大規模災害時のコミュニケーションの課題を分析。また、災害を描く映像メディアの社会における受容と影響も研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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