出版社内容情報
女性の生きづらさはどこからきているのか。解消や緩和のために何ができるのか。臨床現場に近しい心理学者や実践家が真摯に向き合い,女性たちの声をすくいあげる。ジェンダーに埋め込まれた生きづらさ,マイノリティ性の問題に一石を投じる書。
内容説明
フェミニズムにあらためて注目があつまるなか、心理学の研究者や実践家たちは何を考え、どのような問題を提起するのか?その成果をもとに、この社会がかかえる問題を知り、そこに埋もれた「声」と手を結ぶ。いま、そこに光をあてるとき。
目次
第1部 子どもの生活とジェンダー(子どもたちの生活実態とジェンダー―さまざまな相談の現場から;はじき出された少女たち―少年院の女子少年からみえる世界とは)
第2部 青年期をめぐるジェンダー(女子大学生の時間的展望―過去、現在、そして未来;デートDV―「一心同体の恋人関係」に潜む危険性 ほか)
第3部 家族・子育てをめぐるジェンダー(育児休業の光と影―母親に取得が偏る実情が物語るもの;「子どもを預ける」「子どもを預かる」―女性の仕事の格差と葛藤 ほか)
第4部 社会のなかで生きぬく女性たち(女性が女性を支援すること―支援される者との対等な関係は成立可能か;女性と非正規労働―派遣労働に着目して ほか)
著者等紹介
青野篤子[アオノアツコ]
福山大学名誉教授
田口久美子[タグチクミコ]
和洋女子大学教授
沼田あや子[ヌマタアヤコ]
白梅学園大学特任講師
五十嵐元子[イガラシモトコ]
帝京短期大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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