協力の条件―ゲーム理論とともに考えるジレンマの構図

個数:
電子版価格
¥4,180
  • 電子版あり

協力の条件―ゲーム理論とともに考えるジレンマの構図

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月11日 03時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 388p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641174627
  • NDC分類 361.3
  • Cコード C1036

出版社内容情報



盛山 和夫[セイヤマ カズオ]
著・文・その他

内容説明

人間はなぜ協力するのか、そしてなぜ、しばしば協力できないのか。ゲーム理論と社会学との対話からこの根源的な問いに挑む、著者の集大成としての書。

目次

協力問題とは何か
近代社会思想のなかの協力問題
利他性と協力の進化
オルソン問題再考
しっぺ返し戦略への注目―ナッシュ均衡とESS
進化ゲームと間接的互恵性
規範はいかにして創生するか
共有資源とN人囚人のジレンマ
塹壕戦における協力関係はいかにして成立したか
攻撃はメッセージである
なぜ人びとは実験ゲームで協力するか
信頼と社会関係資本
協力はいかにして可能か

著者等紹介

盛山和夫[セイヤマカズオ]
1948年鳥取県に生まれる。1978年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1978年北海道大学文学部助教授、1985年東京大学文学部助教授、1994年東京大学文学部教授、2012年関西学院大学社会学部教授を経て、東京大学名誉教授、博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷほは

5
キングカズの新刊が未だ読了登録ゼロとは驚く。サブタイトルから分かるように、『制度論の構図』の続編として読めるが、ずっと平易で分かりやすい、難解な数式部分は飛ばして読んでも十分知的興奮を味わえる。コールマンの規範生成論の箇所はパーソンズの秩序問題解決法と同じような展開になっているという批判だろう。DC状況においては規範の内面化と文化の共有によってコミュニケーション可能となる→じゃあどうやってその内面化や共有は達成されたの?という問いに著者は「理念的実在」というメタ概念を提示する。正に、社会学の王道らしく。2021/07/23

Go Extreme

1
協力問題とは何か 近代社会思想のなかの協力問題 利他性と協力の進化 オルソン問題再考 しっぺ返し戦略への注目──ナッシュ均衡とESS 進化ゲームと間接互恵性 規範はいかにして創生するか 共有資源とN人囚人のジレンマ 塹壕戦における協力関係はいかにして成立したか 攻撃はメッセージである なぜ人びとは実験ゲームで協力するか 信頼と社会関係資本 協力はいかにして可能か──コミュニケーションと制度2021/07/29

ゼロ投資大学

0
ゲーム理論を活用して、周囲との協力が欠かせない事例でいかに円滑に協力できるよう導くか、示唆を与えてくれる。自身が自己の利益を求めて利得のみを追求すれば、一時的な利益は得られるものの、結果として損をしてしまう事例は多く見られる。囚人のジレンマと言われる相反する条件の中で、周りが納得して協力できる環境をどのように構築していけばよいか考えたい。2023/03/15

odmy

0
人はなぜ協力するのかはゲーム理論では説明できず、人々がコミュニケーションを通して構築する「制度」という概念が必要だ、ということを示した書。そのコンセプト自体は著者の代表作の『制度論の構図』と同じだけど、本書の場合、「ゲーム理論では説明できない」の部分を示すのに議論の大半を集中させている。ゲーム理論なので数式は割と出てくる。でも説明が非常にわかりやすいので、予備知識がなくても読めると思う。ゲーム理論に変な幻想を持つ前に読んでおきたい本。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17923597
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品