BLの教科書

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  • サイズ A5判/ページ数 287p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641174542
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C1036

出版社内容情報

BL(ボーイズラブ)の歴史や研究の方法論,社会との関わりなどをジェンダー視点を重視して整理したBL研究入門。少年愛の時代からBLが一般的になった現在への変遷や,様々な形態のBLについて分析。BLで卒論や修論を書こうと思っている人に最適。

内容説明

ボーイズラブを研究する!

目次

第1部 BLの歴史と概論(少年愛・JUNE/やおい・BL―それぞれの呼称の成立と展開;少年愛と耽美の誕生―1970年代の雑誌メディア;同人誌と雑誌創刊ブーム、そして「ボーイズラブ」ジャンルへ―1980年代~90年代;BLの浸透と進化、拡大と多様化―2000年代~10年代;BLはどのように議論されてきたのか―「BL論」学術史総論;BL小説ブックガイド)
第2部 さまざまなBLと研究方法(やおい同人誌を研究する―物語とキャラクターの分析;「BL読み」という方法―BL短歌、クィア・リーディング、二次創作短歌;ポルノとBL―フェミニズムによるポルノ批判から;やおいコミュニティにおける実践;男性アイドルとBL―BLのまなざしで男性集団の“絆”の描かれ方を読み解く;BLゲームとアーカイブ)
第3部 BLとコンフリクト(社会問題化するBL―性表現と性の二重基準;ゲイ男性はBLをどう読んできたか;BLとナショナリズム)

著者等紹介

堀あきこ[ホリアキコ]
1968年生まれ。関西大学他非常勤講師、関西大学人権問題研究室非常勤研究員。大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了、修士(人間科学)。専門分野:ジェンダー、セクシュアリティ、視覚文化

守如子[モリナオコ]
1972年生まれ。関西大学社会学部教授。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程修了、博士(社会科学)。専門分野:ジェンダーとセクシュアリティの社会学、メディア研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なつ

47
まさか有斐閣からBLに関する教科書が出るとは。このことを知った時はなんとも衝撃的でした。法律・人文研究書の最大手なだけあり、BLを学術的な視点から幅広く論じられています。BL誕生の背景から始まり、同人誌などの二次創作を製作する心理からジェンダーにまつわる社会的な問題、ゲイとの違いまで展開され、非常に読み応えがありました。手元に置きたいと心から思った一冊。2020/10/08

崩紫サロメ

21
BLをアカデミックに学ぶための入門書ですべての章に註と参考文献がついている。何故女性が男同士の恋愛を求めるのか、というところには当然フェミニズムとの強い関わりがあり、それが現実のLGBTとどのように関わっているのか、ゲイ差別ではないかという問題(前川直哉が担当している)、などがメインであるが、日本と韓国の男性アイドルの売り方の違いや、BLとナショナリズム、オリエンタリズムの問題など11人の著者によるだけに扱う幅が広い。2021/01/24

くさてる

18
このジャンルに特に詳しいわけではないのですが(いや本当に)、だからこそ、まさに題名通りのバランスの良さと広さを興味深く読みました。もちろん、お好きな方からすれば様々な意見があるかもしれませんが、それこそがBLの持つ多様性の現れでもあるような気がするので、いろんな立場からの参考書や教科書が出てもいいと思います。私としては女性が描く性表現としてのBLの持つ意味がとても大事だと思っています。たいへん興味深く読みました。2020/09/05

宇宙猫

16
挫折。BL研究の紹介本。多数を取り上げているので重複が多く2章で飽きてしまった。後はパラパラつまみ読みしたけど、いろいろ読むほど興味のない分野だったみたい。2020/11/15

しんすけ

15
BL論叢といった体裁だ。文化庁は優良図書として認定しなければならない。 体裁が論叢であるため読むには、かなりの忍耐がいる。 だから、じっくり読んだのは下記の2点だけで、後は流し読みした。 ●BLの浸透と進化、拡大と多様化💘 ●ポルノとBL💘 そして感想は「ポルノとBL」だけに止める。 残念なことだが、BLというとポルノのイメージが付いて回る。 ぼくはポルノもエロも大好きだけど、こればっかりは勘弁してくれって気にもなる。 男にとってBLとは、女への愛と変わらないものだから。2022/07/04

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