出版社内容情報
長谷川 公一[ハセガワ コウイチ]
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内容説明
社会を変えるには?社会運動は何を達成し、残された課題は何か?日本社会のこれまでとこれからを内外のさまざまな社会運動を通して読み解く。
目次
社会運動の現在
第1部 環境とくらし(環境教育をめぐる運動―越境プロジェクトのデザインと実施による社会運動の活性化への道;脱ダムと地域再生をめざす社会運動―徳島県旧木頭村におけるダム運動と社会的企業の展開;里山保全をめざす運動―都市住民たちの実践;原子力施設をめぐる社会運動―ドイツにおける抗議行動と政策転換;よりよい食をめざす運動―山形県高畠町の有機農業運動の半世紀から考える;米軍基地をめぐる運動―厚木基地周辺での反基地運動)
第2部 グローバル化とアイデンティティ(“被害の記憶”をめぐる社会運動―日系アメリカ人リドレス運動に見る集合的記憶の編成;ヘイトスピーチをめぐる運動―アイデンティティ・ポリティクスと3.11後の叛乱;途上国における社会運動―開発独裁体制後の展開の可能性)
第3部 自己実現と社会変革(学生が生み出す社会運動―キャンパスで生成し変容する運動文化;貧困をめぐる社会運動―ホームレス・生活困窮者にかかわる支援運動を中心に;ジェンダーとセクシュアリティをめぐる運動―職場ハラスメントに対する制度化と社会意識;障害者との共生をめぐる運動―障害者との共生をめぐる運動―障害者と「共に働く」場をつくる運動に着目して;住民の健康をめぐる運動―森永ひ素ミルク事件から地域包括ケア時代の保険師業務を考える;HIV/AIDSをめぐる社会運動―表象の相違にみるHIV/AIDS)
著者等紹介
長谷川公一[ハセガワコウイチ]
現在、東北大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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