内容説明
一番簡単な環境科学の入門書、最新版!PM2.5による中国の大気汚染、地球温暖化対策におけるパリ協定の締結、小型家電リサイクル法の施行など、新しい状況に対応。現代に暮らす私たちに必須の知識を学ぶ。
目次
環境問題と環境科学
大気汚染
上水道と生活排水処理
水質汚濁と土壌汚染
悪臭と騒音
廃棄物とリサイクル
有害物質の基準
オゾン層
地球温暖化
越境する大気汚染
世界の淡水資源
中国の資源と環境
環境の評価
著者等紹介
藤倉良[フジクラリョウ]
法政大学人間環境学部教授。東京大学理学部化学科卒。インスブルック大学大学院修了(理学博士)。環境庁(現・環境省)へ入庁後、地球環境部環境協力室長補佐、九州大学工学部助教授、立命館大学経済学部教授を経て、現職
藤倉まなみ[フジクラマナミ]
桜美林大学リベラルアーツ学群教授。京都大学工学部卒。北海道大学大学院修了(工学博士)。環境庁(現・環境省)へ入庁後、(財)地球環境センター事業部長、国土交通省北海道局水政課開発専門官、環境省大臣官房環境情報室長、慶應義塾大学環境情報学部教授などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kまるやま
3
書名にもある通り環境科学について文系の私にも非常にわかりやすい説明がなされていた。ただつらつらと理系の知識が羅列されているのではなく、政治問題や社会問題についてもしばしば具体的な事例を交えていたので、最後まで理系の知識に翻弄され頭が疲れることなく楽しみながら学びを深めることができたと思う。自信を持って友人に勧められる一冊。2021/03/19
Nさん
2
環境問題に具体的に取り組むためには、科学(化学)的な知識は欠かせない。さもなければ、なんとなく環境に悪そうだから〜という曖昧な考えで行動してしまったり、疑似科学やトンデモ論に騙されてしまう可能性もある。環境問題に関しての議論は政治的な思惑が絡んでくることもあり、ブレない知識を丹念に学んでいくことは、面倒だが避けては通れないだろう。本書は表題通り、文系向けに書かれた入門書。図などを多数用いて解説されており、個人的には以前読んだ環境問題(水質問題)の書籍で分かりずらかった部分の理解に繋がった。2018/02/27
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