内容説明
世界に住む一人ひとりの多様さを知ろう。国際政治学ではなく、国際経済学でもなく、国際社会学を学ぶおもしろさは、この世界で生きる一人ひとりの人生を想像できるところにある。トランスナショナルの時代を読みとく国際社会学・入門。
目次
第1部 国際社会学とトランスナショナリズム(国際社会学とは何か―現状と課題;トランスナショナリズムとは何か―もう一つの可能性を問う)
第2部 北東アジアの現在(日本における「越境者」―トランスナショナルな移動の過去・現在・未来;中国にみるトランスナショナリズム―グローバル行為の規準へ;コリアン・ディアスポラとトランスナショナリズム)
第3部 東南アジア・南アジアとイスラーム社会(フィリピンにおける国際移動;ASEANのトランスナショナリズム;南アジアと人の越境―インドとスリランカを中心に;イスラーム世界と在日ムスリム)
第4部 ヨーロッパと北米EUとNAFTA(ヨーロッパにおけるトランスナショナリズム;南欧と大西洋の島々のトランスナショナリズム;北米地域のトランスナショナリズム)
第5部 南からの視線南米・オセアニア・アフリカ(ブラジルから考える南米のトランスナショナリズム―オリンピックとサッカーを事例に;オセアニアから見えてくるもの―トランスナショナルな想像力へのレッスン;アフリカにおけるトランスナショナリズム―サハラ以南アフリカを中心に;国際社会学の論理的課題―コスモポリタンなトランスナショナリズムへ)
著者等紹介
西原和久[ニシハラカズヒサ]
成城大学社会イノベーション学部心理社会学科教授・名古屋大学名誉教授
樽本英樹[タルモトヒデキ]
北海道大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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