自殺のない社会へ―経済学・政治学からのエビデンスに基づくアプローチ

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自殺のない社会へ―経済学・政治学からのエビデンスに基づくアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 227p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641173910
  • NDC分類 368.3
  • Cコード C3036

内容説明

なぜ自ら命を絶つ事態に追い込まれなければならないのか?そして、どのような対策が効果的なのか?徹底した実態把握からその社会的・経済的な背景を明らかにし、深刻な社会問題としての自殺に挑む。

目次

序章 政策課題としての自殺対策
第1章 なぜ自殺対策が必要なのか?
第2章 自殺の社会経済的要因
第3章 自然災害と自殺―日本の都道府県データによる分析
第4章 政治イデオロギーと自殺―OECD諸国の国際比較データによる分析
第5章 経済・福祉政策と自殺―日本の都道府県データによる分析
第6章 自殺対策の運用と成果
終章 エビデンスに基づく自殺対策を目指して

著者等紹介

澤田康幸[サワダヤスユキ]
1999年、スタンフォード大学経済学部博士課程修了、Ph.D.(経済学)。現在、東京大学大学院経済学研究科教授。研究分野は開発経済学、応用ミクロ計量経済学

上田路子[ウエダミチコ]
2006年、マサチューセッツ工科大学政治学部博士課程修了、Ph.D.(政治学)。現在、シラキュース大学政治学部リサーチ・アシスタント・プロフェッサー。研究分野はアメリカ政治、議会研究、選挙制度

松林哲也[マツバヤシテツヤ]
2007年、テキサスA&M大学政治学部博士課程修了、Ph.D.(政治学)。現在、ノーステキサス大学政治学部アシスタント・プロフェッサー(2013年9月より大阪大学大学院国際公共政策研究科准教授)。研究分野は政治行動論、政治代表論、アメリカ政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

14
高度な統計データで分析された、日本の自殺の実態解明に迫る好著。研究は素晴らしいが、実態を改善することが重要。政策、制度、法律の運用に加え、格差をなんとかしないといけない。2013/08/08

1_k

7
経済的・社会的統計データで分析した自殺。きっちりとした定量データで把握できるのは大きい。科学的な定量分析の元で政策決定を行うというのが今の日本社会に一番欠けている視点なので、もっと注目されるべき研究。とはいえ、例えば逸失利益を単純に余命に対する平均生涯所得で算出したり(実際は経済的な困窮者がそれなりに多いことを考えると、平均を大きく割るのでは? 仮に生存した場合にかかるコストと見合うのか? など)細部には疑問がないわけではない。もっと発展してほしい分野です。2013/11/09

ぼのまり

7
自殺と経済、政治、自然災害などとの相関について、統計データから考察した1冊。知人や友人が自殺によってある日突然去ってしまう。その時に感じた無力感とぶつけどころのない怒りのような感情を思い出す。環境的な要因は工夫次第で影響を小さくできるかもしれない。でも、彼、彼女にとって必要なのはそんなことではないはず。盲点だらけの私にはなかなかそこまで見えないのです。2013/08/09

Ryueno

3
本文中の分析では因果関係の特定にまでは至っていない部分が多く、あくまで「相関関係があることを示すにとどまっている」部分が多いことには注意した方がいい。この点は今後の研究蓄積に期待したい。本論とは関係ないが、終章を読んでいると、日本の行政機関がいかに学問的知見に基づかない政策を実施してきたのかがわかる気がする。参照すらせずに、学問など役に立たないといわれても、困る。2013/07/12

2
 エヴィデンスを強調し続けているのは、エヴィデンスが不足している証だった。 統計的に入手可能な範囲のデータでの効果測定と、データの入手および分析が困難であるがゆえに出来ても「啓蒙活動・広報活動止まり」になってしまう地方自治体や研究機関・NPOの恨み節のような唸り声が聞こえてきそうだ。  文章自体は学術論文で淡々と述べられているが、ここまで調べあげるにはかなりご苦労されたのではなかろうか。著者の皆さんに敬服すると共に感謝したい。2013/07/05

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