出版社内容情報
いま子どもの問題でもっとも注力すべき子ども虐待について,その実態,対処するための法律を含めた制度,ソーシャルワークなどを,子どもの人権を守る視点から解説した入門書。増え続ける虐待の実状,児童虐待防止法や児童福祉法の改正などを踏まえて,改訂した。
内容説明
身体的・性的・心理的虐待はもちろん、ネグレクトも虐待です―子どもの人権を守る視点から子ども虐待をとらえ、その対策を考える。
目次
なぜ死なせてしまったのか―子ども虐待の真実
子ども虐待への理解を深めよう
日本の子ども虐待問題の歩み
統計で見る子ども虐待の実態
子ども虐待はなぜ起こるのか
子ども虐待に対する社会のしくみ
児童相談所と児童福祉司の課題
子ども虐待の発見と対応―医療現場から
法律は子ども虐待にどう対処するか
子ども虐待を予防するために
子どもの権利擁護システムの構築を目指して
著者等紹介
高橋重宏[タカハシシゲヒロ]
島根県江津市生まれ。社会学修士(東洋大学大学院)、保健学博士(東京大学)を取得。現在、東洋大学社会学部長(子ども家庭福祉論、ソーシャルワーク論)、日本子ども家庭総合研究所子ども家庭福祉研究部長。第20期日本学術会議連携会員、日本保健福祉学会会長。この間、厚生労働省『子ども虐待対応の手引き』編集委員会委員長、中央児童福祉審議会委員、日本社会福祉学会会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- どろろんぱっ! 〈2〉