子ども虐待ソーシャルワーク論―制度と実践への考察

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  • サイズ A5判/ページ数 375p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641173019
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C1036

出版社内容情報

児童虐待防止法・児童福祉法の改正を踏まえ、虐待防止ソーシャルワークの理念、制度、運用、実践の方法を解説し、論じる。

内容説明

いま、虐待防止対策に求められるものは何か。児童虐待防止法・児童福祉法の2004年改正、ならびに最近の調査研究の知見を踏まえ、虐待ソーシャルワークの理念と特質、制度的枠組みと運用、ソーシャルワーク実践の方法などを包括的に解き明かすとともに、今後の課題、方向性を提示する。子ども虐待問題とともに歩んできた著者の研究・実践活動の集大成である。

目次

第1章 子ども虐待ソーシャルワークの理念と特質
第2章 子ども虐待ソーシャルワークの制度的枠組み
第3章 児童相談所の現状と課題、方向性
第4章 社会的養護システムの現状と課題、方向性
第5章 家族再統合論
第6章 子ども虐待防止ネットワーク論
第7章 虐待ソーシャルワークをめぐる若干の考察

著者等紹介

才村純[サイムラジュン]
1949年大阪府生まれ。大阪市立大学文学部人間関係学科心理学専攻卒業。大阪府児童相談所児童福祉司、大阪府福祉部福祉政策課主幹、厚生省児童家庭局児童福祉専門官などを経て、現在、社会福祉法人恩賜財団母子愛育会日本子ども家庭総合研究所ソーシャルワーク研究担当部長。他に、厚生労働省社会保障審議会専門委員、「健やか親子21」推進検討会委員、日本子ども家庭福祉学会理事(事務局長)、日本子ども虐待防止学会理事、川崎市児童虐待防止連絡協議会委員長、日本虐待・思春期問題情報研修センター(子どもの虹情報研修センター)企画評価委員長、日本社会事業大学専門職大学院非常勤講師、京都女子大学非常勤講師など
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

14
2005年初版。子ども虐待にかかわるソーシャルワークについて、制度の説明と技術論的説明がされている本です。基本的には、制度の説明については政府がすすめる社会福祉基礎構造改革などの制度改革を批判したものではありません。制度が変わっていくうえで、どのようなソーシャルワーク技術が求められているのか述べられています。ただ、調査や統計は豊富で勉強になりました。虐待を早期に発見し、子どもの最善の利益の立場から家族の再統合問題を考えることがとても重要だと思いました。2014/12/17

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