出版社内容情報
財政学の第一人者が,東京大学での講義をもとに書き下ろした本格的体系書。課税と給付を軸に据えて,実証研究の成果も反映させつつ,理論と各種の制度を深く,そして丁寧に解説。財政を巡る多様な課題についても独自の視点で解明した,待望の決定版テキスト。
【目次】
第1章 財政の捉え方:課税と給付
第2章 財サービスへの課税
第3章 労働所得課税
第4章 給付と補助Ⅰ:現金給付と所得保証
第5章 給付と補助Ⅱ:現物給付と価格補助
第6章 資産と資本への課税Ⅰ:資本所得と企業課税
第7章 資産と資本への課税Ⅱ:資産保有と資産移転
第8章 規範的課税理論
巻末補論(1:余剰概念と需給分析/2:消費者理論)



