出版社内容情報
日本の人事管理に研究者と実務家はどのような関心を抱いてきたか。その推移や相違を振り返り,両者の関心がしばしばずれることを踏まえてなお,望みうる建設的な関係性を議論する。実学が避け難い問題に正面から向き合った,気鋭の研究グループによる展望の書。
内容説明
研究者と実務家の関心はいかにずれてきたか。両者の隔たりを計量テキスト分析により把握した、体系的文献レビューの労作。その異同を踏まえてなお、双方を架橋し、科学的知識と実践的知識の共進化を展望する。
目次
序章 人事管理をめぐる研究と実務の関係
第1章 人事管理研究者の実務への対峙
第2章 人事管理研究における体系的文献レビュー
第3章 体系的文献レビューのためのデータと手法
第4章 人事管理研究における関心の構造と推移
第5章 被引用文献から探る人事管理研究における関心
第6章 人事管理実務における関心の構造と推移
終章 日本の人事管理における研究と実務の交流に向けて
著者等紹介
江夏幾多郎[エナツイクタロウ]
神戸大学経済経営研究所准教授、博士(商学)(一橋大学)。2003年、一橋大学商学部卒業。2008年、同大学院商学研究科博士後期課程単位取得満期退学。名古屋大学大学院経済学研究科を経て、2019年より現職
田中秀樹[タナカヒデキ]
同志社大学政策学部教授、博士(政策科学)(同志社大学)。2004年、同志社大学文学部卒業。2011年、同大学院総合政策科学研究科博士後期課程修了。青森公立大学経営経済学部、京都先端科学大学経済経営学部などを経て、2020年より同志社大学政策学部准教授。2024年より現職
余合淳[ヨゴウアツシ]
南山大学経営学部准教授、博士(経営学)(神戸大学)。2007年、神戸大学経営学部卒業。2014年、同大学院経営学研究科博士後期課程修了。岡山大学大学院社会文化科学研究科、名古屋市立大学大学院経済学研究科などを経て、2022年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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